歯を白くする歯医者でのオフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯医者で行うホワイトニングです。
歯の表面をクリーニングして、変色している歯に一本ずつ薬品を塗布し、その後光や熱などを当てることで歯を漂白していきます。歯が生きているか死んでいるか（神経があるかないか）で、方法が異なります。

・神経がある歯の場合
過酸化水素を30〜35％含む薬剤を白くしたい歯の表面に塗り、レーザーや光を当てることで薬を活性化し、漂白効果を高める方法です。

・神経がない歯の場合
神経を取った歯は、黒っぽく変色することがあります。それを白く戻す方法が「ウォーキングブリーチ」です。 30〜35％過酸化水素水とホウ酸を混ぜ合わせた薬剤を、神経を抜く治療が終わった歯の裏側から穴を空けてそこにいれ、ふたをします。 個人差はありますが、通常３、４回程度で白くなります。

歯を白くするためにオフィスホワイトニングを選択した場合、短期間で歯を白くすることができます。
ただしその分、歯が再び着色されてしまうのも早いと言われています。
白さを持続させるためには3ヶ月から6ヶ月に一度通院して、追加のホワイトニングが必要となります。

オフィスホワイトニングでホワイトニング剤の効果を高めるために使われる「ライト」には、いくつもの種類がありますが最近のクリニックでは、正面から見える歯を全部を一度に照射できるライトが主流になっています。
しかし、中には危険なものや効果の低いものもあり、全く予備知識のない状態でクリニックへ行くのは後遺症の危険もあります。

オフィスホワイトニングは薬剤の濃度が高いために、歯の表面に点状に白い部分が現れることがあるようです。
これは歯に元々ある白色物質が、ホワイトニングにより強調されたもので、数週聞〜数ヶ月経過すると周囲となじんできます。
それでも気になる場合は、歯を削って白い詰物をするなどの処置が必要です。
また、歯の黄ばみの原因は着色だけでなく、加齢により色が濃くなることや、遺伝的なことなども関わっているので、約半年毎に定期的なホワイトニングを行うとよいと思います。